2020年6月05日

今後のTシャツ業界

今回のコロナ騒動はまだ収束のめどが立ってませんが、とりあえず日本は動き出してます。しかし、今までのような形に完全に戻るわけではない事は、ほとんどの方がなんとなくイメージしてるのではないでしょうか?われわれ業界にとっては(イベント業界とも言われてます)なんせ人が集まるな!!とのお達しですからもうこれはどうにもなりません。首根っこ捕まえられて身動きの取れない状態ですね。しかし、そんな事いって止まってたら関わる全ての人々が逝かれてしまいます。グローバル化によってコロナがあっという間に全世界に広がってしまったのは、まさに時代の賜物ですが、同時にテレワークなどが可能になり、そこそこ経済を回すことが出来るのもまた時代のおかげだと感じます。デジタル化と言うインフラが世界中に張り巡らせて、人と人が合わなくともそれなりに物事が動かせる事実を知ってしまった、歴史的な日々と後の世に言われるでしょうね。

でも、こんな事はわが社を含め製造業以外の事です。テレワークでは物を作れません。手を使い体を動かして細心の注意をはらい、愛情をこめて物つくりをした結果、良い商品が出来上がるのです。多くの企業がそうだと思います。(思いたいです)

しかし、活動の場がなくなっているのが現状です。ライブやイベントが全て中止で学校も休みと言う逆風の中、我々イベント業界はどうしたら良いのでしょうか?

そんな中新しい試みが見えてきてますし、結果も出てるようです。音楽活動に限った話ですが、ネットを使い無観客での配信ライブなどの動きが大変良いとの事です。支援する意味合いも含まれてると思いますが、予想より大きな収益を出してる人々もいるそうです。経費はリアルな時よりはるかに少なくてすみますし、お客様は全国(全世界)にいるわけです。キャパシティーもなくなってしまうと言う事実は当然ですが、改めて驚きます。投げ銭含め収益を生み出す方法はいろいろ考えれますし、当然グッズ販売も必要になりますね。

大きな市場を感じますし、新しいやり方を提案できる所が生き残るのだと思います。やはりキーポイントはスピードでしょうか。コロナに一喜一憂してる場合ではありません。仲間も(ライバル)すでに新しい形を提案して世の中に打ち出してます。今年が勝負の年になりますね。業界地図が大きく変わる可能性が高いと思います。生き物は強い物が生き残るのではありません。環境に適用できる種のみが残れるのです。色々考えてトライ&エラーを繰り返してやってみます。