2025年12月12日

刺繍風プリント 再再再

発砲を使って刺繍風な仕上がりになってます。



お客様から依頼がありまたまた懲りずに刺繍風をやってみました。今回の試作は先方さんが開発したノウハウ(データ)を頂きプリントした物です。

これは既に商品として販売してる技法です。発砲を使いそのふくらみにより立体感が出て刺繍のように見えます。

6色も使ってますのでリアルさと高級感も出せてるように思います。

先日この商品を売ってるshopに行き色々拝見してきました。

その時店員さんがお客様これは刺繍風にみえるプリントですと説明しており、当社独自の技法ですと自慢げに話しておりました。

お客様は、あら刺繍だと思ったと驚いておりました。

普段携わっているとそんな感覚はないですが、素人さんには新鮮に映るようです。

外人さんの受けも良いそうで、日本土産として買っていくとの事です。

やはり手の込んだ商品はその価値を分かるようで、ちょっと高めの値段設定ですがそこは気にしないようです。

こんな市場の動向を受けて更なる開発をして行こうとの思いから、今回これに限らず昔の技法含めサンプル作成をしてます。

刺繍風は大まかに3パターンがあります。どれも楽屋(身内)では評判が良いのですが、市場で受ける(売れる)かどうかは別な事を思い知らされてるのでぬか喜びはしません。

しかし、物つくりの楽しさを感じながら楽しみつつ実験していくつもりです。

これを失ったら意味や価値も無くなってしまうと思うからです。

インバウンド市場は魅力的ですから是非参加したいと思ってました。

このメーカーさんがその辺を意識して色々企画してますので、その中の1つとして当方も頑張りたいと思います。

日本らしい素材が良いですね。